誰もが安心して住み続けられるまち中野を!
ユニバーサルデザインの推進で、高齢者や障がい者などのお出かけを支援!

政策

中野区は100年に一度と言われるまちづくりが進んでいます。

中野駅周辺のまちづくりや、西武新宿線の連続立体交差化に合わせた駅周辺のまちづくり、更には大和町や弥生町などの防災まちづくり。

主要駅の周辺だけでなく、これだけ多面的にまちづくりを同時に進めている自治体は、他にあまり例がありません。

中野駅周辺のまちづくり

そして、これらのまちづくりを貫く重要なテーマは「ユニバーサルデザイン」です。

ユニバーサルデザインとは、
年齢、性別、個人の属性や考え方、行動の特性等にかかわらず、全ての人が利用しやすいようあらかじめ考慮して都市及び生活環境を設計することであり、
中野区は平成30年3月に「中野区ユニバーサルデザイン推進条例」を制定し、
翌令和元年5月に「中野区ユニバーサルデザイン推進計画」を策定しました。

これは、まちづくりが本格化する前に、どうしてもユニバーサルデザイン推進のための条例を策定する必要があると考え、平成27年第4回定例会で行った私の一般質問を受けて実現したものです。

平成27年第4回定例会での平山ひであき

「中野区ユニバーサルデザイン推進計画」は
ハード(「支障なく円滑に利用できる都市基盤・施設の整備の推進)
 ソフト(平等かつ円滑に利用できる商品・サービスの提供の推進)
 ハート(一人一人の個性や多様性が理解され、かつ、尊重され、様々な人が支え合うための理解の促進)」
の3つの基本理念からできています。

高齢化が進む中、単にバリアが解消されるだけではなく、まちや施設、サービス、そして区民の意識も、常に誰もが利用しやすいものを目指す必要があります。

現在進めているまちづくりがこれからの中野の姿のモデルとなるよう、取り組みを進めていきます。

また、防災のために広がる道路も、電柱を地中化し、歩行者や車いす、手押し車の高齢者が安心して通れる歩道の整備を進めます。

そして道路の脇にベンチを置いて、ほっと一休みできる場所を作るなど、高齢者や障がい者をはじめ、人にやさしい道路の整備を推進していきます。
そのモデルを新しい大和町中央通りに実現します。

昨年10月から、若宮・大和町地域を走る循環バスの実証実験が始まっています。

これも私が一貫して議会で訴えてきた政策であり、来年度も、ルートや料金などの検証を行いながら実証実験を継続する予定です。

移動に困難を抱える方々も、安心してお出かけできるための支援を今後も推進します。

いくつになっても、ハンディを抱えても、また小さな子供と一緒でも、
誰もが安心して住み続けられる中野のまちの実現のため、頑張ってまいります。